年末デジタル大掃除のポイント7つ
ヤマト運輸の羽田クロノゲートを見学
先日、ヤマト運輸の新物流拠点「羽田クロノゲート」を見学してきたので少し感想などを。
宅急便仕分けライン(ハイテクなハード&ソフトに人力の絶妙な融合)の実物はすごくインパクトがあって(その辺は、写真撮影禁止)、一消費者としても企業人としても見れて良かったと思いました。ラインそのものはフランスのメーカーが提供しているらしいですが、ここまで精緻なシステムの作り込みは日本にしかできまい、という熱い感想を持ちます。全国に細かく張り巡らされた地域の集配を毛細血管だとすれば、365日24時間稼働しているこのセンターはまさに「心臓部」。自分の目で見る価値はあると思います。
見学ツアー全体としてもヤマト運輸という会社が日本人の暮らしを変えてきたことと、これからも変えそうなことをリアルに感じられました。自分は、小倉昌男『経営学』(日本人経営者が記した本として屈指の名著という評価が定まってますね)に感銘を受けていた人間なので、「あそこからここまで来たのか」という大変僭越な感想を持つ始末。
無料の見学ツアーですが、結構な人気らしく、予約をとるのは結構大変。ちなみに、今回は平日の夜だったせいか、他の見学者も同業の物流関係や
コンサル・金融関係らしき人が多かった様子で、メモを熱心にとってたり、「設備は何年で償却か…」「これは多分ビックデータを…」とか小声で話し合う人たち多数。まあ、自分達一行もそんな感じだったのですが。
(予約サイト)
http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/visitortour.html
東京メトロ スタンプラリー2013
子供が5歳なもので、参加してきた。ちなみに、初の鉄道系スタンプラリーへの参加。以下、後続の方の為に所感を記す。
・(前提)自分は、メトロを通勤に使い、仕事でもかなりメトロ移動している、という人間。
・それでもスタンプが設置されている「定期券売り場」が分からない。これがストレスになる。駅にタッチするだけなら余裕という人間なのだが、定期券売り場の場所まで行くのが一苦労。
・新宿起点からの8カ所スタンプとって起点から銀座までノンストップで3時間強程度。
・2歳の下の子を連れて行ったのでベビーカーだったのだが、これは誤算でかなりヘビーだった。ベビーカーでのトライは無謀、と断じざるを得ない。メトロのバリアフリーがまだまだだということを痛感することとなった。
・西東京組としては、北千住と錦糸町は(取り敢えず今日は)捨てた。ラストは上野→新橋→赤坂見附→銀座、と攻めたが、この流れの人は多いように思った。
・まあ、低料金で子供は喜ぶし、ビジネスでは都心をうろうろしている自分もいつもと違う趣向で楽しめる良い娯楽だとは思った。
日本未発売のChromebook Bookを使い始めた。
前から目をつけていた日本未発売のChromebookを入手しました。(日本のAmazon利用。*1)
日本サムスン Chromebook Wi-Fi 11.6インチ 並行輸入品
- 出版社/メーカー: Samsung
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Samsung Chromebook 11.6 WIFI[XE303C12-A01US] という機種。
なぜこれに目をつけていたか
色々とモノを書くことが多い仕事なので、どうしてもタブレットではなくて、物理キーボード付きのモバイルデバイスが欲しかったのです。タブレットとリンクできる別売りキーボードも試したのですが、思い立ってから使えるまでのリードタイムが長過ぎて不満でしたので。
これを買ってメリットを享受するための二大条件
一つ、平素からクローム、Gmailならびにグーグルのクラウドサービスを使い倒していること。
一つ、立ち回り先のWI-FI環境は確立されていること。
以上の条件がないと、買っても上手く使いこなせないでしょう。
感想
狙い通りで満足。クイックな起動は◎。
キーボードもまだ慣れない部分あるが、許容範囲。
重さは「見た目から受ける印象より重いね」という感想はあるも、1.1kgだから不満なし。
質感は、MacBook Airを知ってしまっている身としては、シャビー感否めず。安いのだから仕方ないかな。というか、サムソン、デザインパクリ過ぎ。
(なんで日本の電機は発売できないのよ?出来れば日本メーカーのもの買いたい。こんな安いの出したら既存のノートPC市場は崩壊だからかな)
購入される方へ。
英語力はほぼ不要。(ただし、ユーザーの生情報をアメリカのサイトから読めた方が良いのは言うまでもなし。)
コンセントが日本用で無いので変換アダプター必要(100円ショップ)。買ってすぐ使いたい人は事前に準備しておくのがベター。
日本語・英語のキーボード切り替えは、コントロール+スペース。
グーグル帝国の商品なのでマイクロソフト国のスカイプとの相性が悪い模様。(裏技があるらしいので研究中)
コストパフォーマンス的にはとても満足です。
*1:メイドインチャイナ、で、アメリカから輸入。太平洋を往復して、物流コストがかなり掛かっている割に安い。というか殆ど部品代のみ?
ノンフィクション作家マイケル・ルイス
今年の夏は、マイケル・ルイス氏の本を沢山読んだ。
マイケル・ルイス、日本語でwikipediaの項目が無い。。。
ざっくり書くと、プリンストン大学の美術史専攻から、ソロモンブラザーズに入社し、そこでの4年間の体験をノンフィクション「ライアーズ・ポーカー」としてまとめて作家デビュー。以降、「マネー・ボール」や「世紀の空売り」といた現代社会を題材としたノンフィクションを多数発表している作家、である。
この方が、プリンストン大学の卒業式でスピーチした内容が印象的だったので、リンクを紹介。
これを翻訳してくれた方に感謝したい。
非常に長い。前半は多少斜め読みしていただいて、後半をじっくり読むことをオススメする。
http://kingink.biz/archives/8492
このスピーチのテーマは、「成功の因果」「成功と対価」というところにある。
成功したのは自分が努力したからだ、その対価を得るのは当然だ、というイデオロギーは特にアメリカのエリートに多いそうである。(そういう社会調査の結果があるらしい。)だからこそ、それに対するアンチテーゼとしてこういう話をしたという側面があるのだろう。
自身の成功に対する評価・解釈の問題は非常に深い。もし、アメリカ人に上に述べたような傾向が本当にあるのなら、それは多分、プロテスタント(予定説)的な世界観とも関連している部分があると思う。
逆に、日本には「驕る平家は久しからず・・」なんていうエートスがある。(少なくともかつてはあったはず。今はどうなのだろうか。)
考えだすとキリがないが、シンプルに「リーダーは謙虚であれ」ということが大事、と思っておけば間違いないのだろう。
Google Chromeが便利になっている。
WEBブラウザのGoogle Chromeがとても便利になっていることに気がついたので、使い方をまとめました。
(仕事や情報収集の生産性を上げるために地味に重要なことです)
Chromeが便利だと思う点
・インターネットエクスプローラー(以下、IE)に比べてとても動作が軽いです。
・(当たり前ですが)グーグルのサービスとの同期が完璧です。
(私はGmail、RSSリーダー、Picasa-Web アルバム、カレンダーなどを使用。グーグル+とグーグルドキュメント勉強中。)
・クラウドを駆使して複数のPCを使う環境でもかなりシームレスに同期できます。
(私はPCを4台くらい使っている*1ので、これがとても重要。)
・ただし、使い方に慣れる必要があります。そこで、ここ最近私が体得した便利技をまとめておきました。(というのはこれをまとめた分かりやすいページが意外にもあまり無かったため*2)であり、別にGoogleの回し者ではありません。
初心者向けChromeの基本理解Point(使い方)
基本
・検索は上のボックスの中で出来る。(IEと違うところ)
・右端のレンチ(工具)が設定。見れば分かる機能が多いが、Chromeにログインする、という操作は重要。ここでGoogleアカウントでログインしておくと、複数PCでもChromeが同期(ブックマークなど)する。まずはログインしておきましょう。
・ブックマークは、ボックスの脇の★をクリックすることで出来ます。
ブックマーク機能の詳細
・右端のレンチ(工具)からブックマークというメニューを選んでブックマークバーというのを表示させることができる。最初は表示させておくのが良いと思う。
・そうすると、ブックマークをすると、画面の上に横並びでブックマークが追加されていく。IEだと画面左側に「縦」に並ぶというイメージだったので少し意識の切り替えが必要。
・ブックマークマネージャーでブックマークのフォルダを作ったり順番変えたりできる。移動などはマネージャーに行かなくても普通の画面でもドラック&ドロップでも出来るのでとても便利。
・ブッックマークバーに載せておくブックマークは編集機能で短い言葉に短縮しておく一手間を掛ける。横のスペースが節約でき、沢山載せておける。(たとえばアマゾンをブックマークすると、ゴチャゴチャ文言が続くが"Amazon"だけに編集する)
・ブッックマークバーは複数のPC間で同期させることができる。右端の工具ボタンのクロームにログインというところで同じアカウントでログインすれば良い。
拡張機能
・さて、ChromeはIEと違って「拡張機能(アプリ)」をダウンロードしてアタッチして使うもの。この頭を切り替えをすること肝要。
・そのアタッチは、Chrome Webストア、というところで出来る。Apple で言うところのApp Store みたいなもの。大体無料。(そこから先の操作性は極めて簡単。現段階では英語のみのアプリが多いのは事実)
・まずは、Gmailチェッカーでもダウンロードして使ってみてください。
(幾つかのアプリでは、上のボックスの右端に小さなボタンが付いたりする。このボタンもドラック&ドロップで順番は変えられる)
補足
・新規タブ(上部にある、+のボタン)を開く際の操作の理解は重要。下に「良く使うページ」と「アプリ」を切り替えるボタンがあることに着目。うまく使いこなす(私は半年以上、ここの使い方に気づいていなかった・・・)
羽田空港へ飛行機を見に行く(写真張り付けのテストも兼ねて)
休日に、4歳息子を連れて羽田空港へ「飛行機を見に行く」ためだけに行ってきた。
事前にグーグル検索*1すると、第二ターミナルの展望台が一番良いとのことで、モノレールで一番奥の第二ターミナル駅へ。地下の駅から上にあがって5階に到着すると、ありました展望台。
冬晴れで少し寒いが、飛行機は間近に見えるし、C滑走路での離発着*2がバンバン見れて、大人にとっても子供にとっても入場料無料(笑)の良いレジャー。
息子は大興奮しつつ「飛行機って大人よりも大きかったんだ〜」などと呟いている。大人としては少し楽しみにしていた就航間もないボーイング787*3もあっさり見れて嬉しい。小柄ながら精悍な姿が頼もしい。
飛行機に乗るために空港に行く時は(普通はそうだろう)なかなかノンビリと飛行機を眺めている余裕はないもので、いくらでもノンビリ観察していて良いのは新鮮な気分だ。「スターフライヤーの機体は美しいなぁ」とか、航空会社別のデザインをじっくり鑑賞したりもした。
この第二ターミナルの展望台は、海も見えて、遠くにはスカイツリーも見える。冬晴れの真っ青な空に、飛行機がテイクオフしていくシーンは見ていて飽きない。何か新春縁起物のような気分になってくる。
展望台での鑑賞の後は、ひとつ下のレストラン街に行ったが、ここにはまたものすごい展望レストランがあり、飛行機を見降ろしながら手頃なランチをいただくことができる。(しかし、このレストランの回転は悪い。それはそうだろう。子供が窓にへばりついている。ピーク時間帯を外して入店することをオススメする。)
その後、大人的な興味で、新しく出来た国際線ターミナルも見に行く。こちらはショップなどは面白いが、展望台としては今一つだった。当然、離発着も少ないし、金網のメッシュがやや細かい。
とはいえ、飛行機見物に満足して、帰りはリムジンバスで帰宅。快適で親子ともに爆睡。次回はANAの機体整備工場もコースに組み込んでまた行ってみたい。
補足
やはり離発着に使用する滑走路は風向き等によって割と異なるらしい。上記でC滑走路をバンバン使っていたのはラッキーだったと思われる。三つの展望台はそれなりに移動に時間がかかるので、見物だけを目的に羽田に行く(特に子供連れて)の場合は、入念な事前情報収集をオススメしたい。第二ターミナル展望台からの眺めが一番良さそうなことに変わりはないけれど。