ラフマニノフ前奏曲集
- アーティスト: アシュケナージ(ウラディーミル),ラフマニノフ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/04/21
- メディア: CD
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バンクーバーオリンピック、フィギュアスケートの浅田真央の演技をライブ映像で見ることができた。
フィギュアスケートを見るときはいつも演技と同様に音楽にも注目している。チョイスされる曲は名曲ばかりだから。荒川静香のイナバウアーも良かったけれど、BGMに選んだ『誰も寝てはならぬ』が印象に残っている。今回の浅田真央の曲はラフマニノフの『鐘』。「周囲にはこの選曲に疑問もあったが、ロシア人コーチの強い推しでこの曲に決まった」と新聞で読んだ。
今回は生中継の編集無しでたっぷりと見れたのだが、初めて聞いたこの『鐘』は非常にラフマニノフらしい*1良い曲だな、と思った。印象的には暗い地味なマイナーの曲なので、昔だったらそうは思わなかったっぽいので、自分自身がこういうのが分かる年齢になったということか・・・。一方で、素人目にも、浅田真央の今の段階の個性に合っている選曲とはあまり感じられなかった。大学生がジバンシーを着させられているような感じ!?。もう少しベテランになった女性が演じるべき曲のように思える。難しいものである。
ちなみに、『鐘』というタイトルはラフマニノフ本人がつけたのではなく、あとでレコード会社が売り出しのためにつけたタイトルらしい。これは仕事中に聞いているインターネットクラッシック放送局、オッターヴァで聞いた小ネタでした。