日経ビジネス9月20日号 外食日本一ゼンショーの牛丼革命

日経ビジネスでここ最近では一番興味を惹かれた記事。

ゼンショーといえば、労働問題界隈ではいろんな意味で有名な企業ではあるのですが、マスメディアでのまとまった特集はこれまで余りなかったように思います。

企業研究家としては、かなり「興味深い」記事でした。

それにしても興味深いのは「ゼンショー憲章」。一部だけが記事に出ている(「社員は群れるな」「一秒に二歩歩け」等)のですが、ぜひ全条文が知りたい…。

以下で日経ビジネスの記事のさわりが読めます。

外食日本一ゼンショーの牛丼革命

全共闘、港湾労働、そして牛丼
小川社長インタビュー[1]発想の原点「資本主義のもとで貧困をなくす」

24兆円を誇る外食業界において今期、その勢力図が大きく変わろうとしている。長年トップを走っていた日本マクドナルドホールディングスがその座を追われ、代わりにトップの座に就くのが牛丼「すき家」を中心に約20の業態を展開するゼンショーだ。

 ゼンショーはこの10年で売り上げを20倍に伸ばし、今期3686億円の売り上げを達成する見込みだ。その原動力となったのは生産効率への飽くなき執念、そして社員、パート、アルバイトまでをも1つにまとめ上げる統率力。

 こうした仕組みを作り上げたのは、革命家出身の経営者、小川賢太郎社長だ。小川社長にとって日本一は通過点に過ぎない。あくまで狙いは“フード業世界一”。

 日経ビジネス9月20日号の特集「外食日本一 ゼンショー」では、その経営の仕組みの詳細に報じた。その関連インタビューとして、これまであまりメディアに出ることがなかった小川社長に秘めた思いを聞いた。

(聞き手は飯泉 梓=日経ビジネス記者)


http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100917/216295/