戦略論のオススメ


先日、楠木建「ストーリーとしての経営戦略」について感想文書いたときに、自分は戦略論の本を結構読んできた、的な事を書いたこともあり、この分野でのオススメをご紹介します。個人的な趣味ですのでその点はご承知おきください。


競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス

競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス

↑実は戦略論にも色々な立場がある。俯瞰的に「経営戦略論」というジャンルを理解するなら、この本が一番良いと思う。この本が示した四つの象限の整理は本当に自分の頭を整理してくれた。


わかりやすいマーケティング戦略 新版 (有斐閣アルマ)

わかりやすいマーケティング戦略 新版 (有斐閣アルマ)

↑この本、(隠れた?)傑作だと思ってます。マイケル・ポーターの「5つの要因」の解説などはポーターの本を読むよりこの本の方がよく分かる。今回の4冊の中では一番読みやすいものでもあります。


経営戦略の論理

経営戦略の論理

↑これは「第3版」なんです。個人的には、「第2版」の方がなんか愛着があって好きなんですが、そちらは入手しづらいかもしれないので最新版を推薦。日本人なら、マイケル・ポーターよりも、伊丹読め、って感じです。


↑かなり研究者仕様の内容ですが、実証的説得力という点では、今の最高峰か。

(番外)

ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y)

ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y)