ヒュンダイ自動車の躍進はトヨタ生産方式からの脱皮?

hamachan先生が紹介していた記事だが、これは自分にとってかなり興味深い記事だった。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2207?page=2

トヨタ生産方式といえば、工員一人一人に「考えさせ」「カイゼン」させる仕組みだ。

しかし、ヒュンダイは、ラインをカメラで徹底して監視することにより、カイゼンは一部の本社エリートが遠隔で指示することにした。その結果、生産性が向上した、というような記事である。

これが真実と断ずるのは早計だろうけれど、興味深い記事だ。

今、日本の多くの大組織で仕事の分業化・細分化が進んでいる。それは効率という意味で経営的には正解だろう。
しかし、その結果、仕事が「面白くない」という社員が増えている。それは仕方ない、と割り切るのも見識。それではいけない、と考えるのも一つの見識。これは深く考えたいテーマである。

社員のモチベーションを採るか、業績を採るか、と言われたら業績をとるのが経営者だ。(ただし、その業績が「短期」か「中長期」かという問題は残る)

この論点は、何かの文章か本業でのアウトプットで深めていく予定。