文學界 2011年5月号


文学界 2011年 05月号 [雑誌]

文学界 2011年 05月号 [雑誌]


津村節子「紅梅」一挙掲載、という事で、マイナーなこの雑誌も、今月号は結構売れているらしい。

少し気がつくのが遅れて、焦って探しに行ったら、商店街の本屋*1にまだ売ってました。

作家、津村節子さん、80才。5年ほど前に、夫の吉村昭氏をガンで亡くす。その死は、「自決」だった。夫君が死に向かう日々を、渾身の小説化。

一気読みしました。

安易な感想は控えます。

とにかく合掌。



僕には、リアルでもバーチャルでも、吉村昭の話をするような知り合いが居ない*2ので、ちょっとブログに書いてみた次第です。

*1:実は今住んでいる街は、吉村昭さんのご自宅にわりと近い

*2:我がことながら、30代にしては渋すぎる趣味だとは思う