カンブリア宮殿/テレビ東京

カンブリア宮殿から話題二つ。

先週の放送は、阪神大震災から復活した万協製薬という企業の事例。

面白かったけど、「日本人が本能的に好きな組織」って、やっぱり「日本の小学校」みたいな組織なのかな、って思った。

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110526.html

自分の周囲には、いわゆる「帰国子女」という人や、子供を連れて海外赴任中の人たちが居る。そんな人々とよく話題にしているのは、子供の成長過程で、X歳〜Y歳を海外で過ごすと「いわゆる日本人じゃなくなってしまう」という現象があること。逆に、X歳〜Y歳まで日本に居ると、その先どんなに外国暮らしが長くても、いわゆる日本人であり続ける、という現象もあるらしい。色々話した結果、「小学校」がポイントかな、と思っている。小学校を日本で過ごすと、その先ずっと海外でも「日本人」。小学校だけアメリカで過ごすと、その後ずっと日本に戻っていても「アメリカ人」になる。(という、一般的傾向がある。あくまで。例外もあるだろう)で、「小学校」の人格形成能力は実はとても凄いんだな、と思っていた。


そんな折、この番組を見た。企業事例で取り上げられる「部活」とか「班活動」とか「社内の壁の張り紙」とかを見て、「う〜ん、こういうのがやっぱり日本人にフィットする組織運営なのかな…」と考えた次第。


逆にアメリカの会社の組織運営ってアメリカの小学校にその原点があるのではないかと思うのだがどうだろう。。


さて、カンブリア宮殿がらみでもう一つは、次回、花まる学習会の高濱代表が登場するとの情報だ。

これは木曜日が楽しみ。


2011年6月2日放送
あなたは「メシが食える大人」ですか?必要なのは、へこたれない力だ!


ゲスト
花まる学習会 代表 
高濱 正伸(たかはま・まさのぶ) 氏

さいたま市に本部を構える「花まる学習会」。普通の学習塾のようだが、その内容は"塾"の概念を大きく超える。掲げる教育方針は、「一人でメシが食える大人になること」。高濱には、強い危機感がある。
読み解くキーワードは「合わない」、だ。上司と合わない、会社と合わない、親と合わない…。
高濱は、生きていく困難を自分で乗り越える、"たくましさ"を伝えたいと思っている。野外学習の機会を積極的に取り入れ、積木のようなブロックを使ったパズルや、「なぞペー」と名づけられたクイズ形式の教材を使った独自の授業もそうした教育方針の一環だ。そして、花まる学習会の教室には、好奇心に満ちた子どもたちの輝く表情があふれている。
大人にだって、必要!未来を拓く「学び」の哲学に迫る。