藝人春秋／水道橋博士

藝人春秋

僕が影響を受けた文化人ベスト10を作るとすると、水道橋博士は必ず入る。

少し刊行から時期は遅れてしまったが、しっかり高円寺の書店でサイン本をゲットして、氏の最新刊を読んだ。

既に一度読んだことのある原稿も幾つかあったが（WEBダヴィンチとか笑芸人とか掲載時に読んでいたのだ）が、改めて読んで、やはりこの人から受けている影響は大であると再確認出来た。

特に、古舘伊知郎の章で、古舘伊知郎の本質を紹介するのにニッポン放送のあるラジオ番組（高田文夫先生のビバリーヒルズですが・・・）出演時から長い引用をしているところ。この引用が絶妙過ぎる。ここに博士の語りの本質がある。

ちなみに、自分は相方の玉袋氏も大好き。先日テレビ東京でやっていた「トラックヒッチハイクの旅」は玉ちゃんの為にあると言って良い番組で素晴らしかった。毒蝮三太夫師匠のあとを継いでTBSラジオでミュージックプレゼントを出来るのは玉袋氏しか居ない、と思うのだがどうだろう。