グレート・ギャッツビー/スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)


映画版が先週、日本でも公開になった。映画版の評判は微妙だと聞こえてくるが、見に行く予定ではある。

もちろん、かつて読んだこともあるのだが、村上春樹翻訳版は初めて。

村上春樹の名文訳を期待したのだが、どうも、この小説と自分は相性があまり良くないようで…。乗り切れない。

村上氏の翻訳者あとがきによれば、原文は素晴らしい英文らしいので、そっちに行ってみようかなぁとか思う始末。まあ、このフィッツジェラルドの美学が村上春樹の小説の方に受け継がれていることは良く分かる。


それにしても最近目にした「加齢なるギャッツビー」というオヤジギャグが、妙に、頭にこびりついてしまって…。この本を初めて読んだ大学生の頃だったらこんなことは無かったはず。我も年取った…。