新宿スペースインベーダー/玉袋筋太郎


玉袋筋太郎氏の大ファンなので、文庫化を機に読んだ。

とても新宿ローカルな少年小説だった。

自分も、16歳から新大久保の高校に3年通っていたこともあり、新宿界隈の風情には特別に愛着がある。

以前から、玉袋氏には毒蝮三太夫の後を継いでもらいたい(継げるとしたら、玉袋氏しかいない)と思ってきたが、最近のラジオで氏の出演を聞いていると、ますますその意が強まるのである。

解説が芥川賞作家、西村賢太氏であるのも、また嬉しい。