EPSON PULSENSE PS-100BL を使って見ての感想

 

思うところあり、エプソンのPULSENSEを発売と同時に入手した。(思うところ、というのは、ウェアラブルセンサーの本を読んで感銘を受けた、という事に他ならない)

 

PULSENSEの機能説明についてはこちらの記事など参照のこと。脈拍を光を当てることで測るっていう所は凄いなと思った。
 
装着を開始してほぼ一週間が経過したので感想をメモしておきたい。機能別に行ってみよう。
 
 

歩数計

 
少しオーバーカウントのような気がする。あくまで印象。
 
 

エクササイズモニター

 
いわゆる心拍数計の機能。個人的にはこれを利用するのは初めてなので他との比較はできない。使ってみて分かったのは、いつも自分が行っているジョギングのペースは、「脂肪燃焼」ゾーンを超えてしまっているという事だった。今回自分が選んだ機種は、リアルタイムでの数値表示が出来ないタイプなのでこの点においてはやや不便ではある。ただし、トレーニングの充実が購入の主目的ではないので問題ない。
 
 

消費カロリー

 
これは、体型と活動から割り出しているのだろうか。正しいかどうかは分からないが。食事も入力可能だが、そこまでするマメさは今の所無い。
 
 

睡眠状況の判定

 
すごく面白く使っている。毎晩、腕に装着して寝ている。最初は、違和感あったがすぐに慣れた。まず面白いのは、加速度センサーと脈拍で「装着者が寝た、起きた」を勝手に判定してくれるところ。そして、眠りの深い・浅いをデータで見せてくれることだ。これは非常に面白い。日によって大分、睡眠の波形が違う。その違いは、就寝環境や寝る前の飲酒などに左右されていることを感じる(継続分析中)。深い眠りが長い、と記録された日は、トータル時間に関係なく「寝た」感がある。睡眠を過剰に気にしすぎるのは不眠のもとにもなるらしいので、その点は要注意だが、面白い機能だと思う。
 

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こころバランス

 
この機能も面白い。体に動きがないのに、心拍数が上がったときには「エキサイト」。起きているのに心拍数が低くなったらリラックス、という判定で自動的に一日の状態をログにしてくれる。仕事上で緊張しているとき、、激辛麺を食べているとき、、確かにエキサイトしている。これも一日単位で見ると日によって違いが大きいようだ。
 
 
 

その他

 
新時代の先頭に立っている意欲的なデバイスだと思うのだけど、商品のパッケージングとか説明書とかが如何にも日本の電気機器、という感じだったのが残念。Appleのマネをせよ、とは言わないが、もう少しかっこ良く仕立てることが出来たのではないか。あと、こころバランスについてはグラフの見方とか、判定内容をもう少し分かりやすくして欲しい。
 
 

注意点

 

Bluetoothで連携する)スマートフォンが欠かせないので、機種が通信規格に対応しているかには注意。


本当の興味深さ

 
本当は、どんな活動をしているときに心拍がどうなっているか、ということが一番面白いのだが、これについてはもう少し実践してまた別途述べたい。

仕事でプレゼンテーションをしているとき、地味な会議に出ているとき、映画館で映画を見ているとき、新幹線で移動しているとき、初対面の人に会うとき、激辛ラーメンを食べているとき、、常にデータを取っており、それは面白いものです。自分が思っているのと脈拍の動きはちょっと違うんですよね。。