インサイドヘッド/ピート・ドクター監督
映画『インサイド・ヘッド』最新予告編 - YouTube
ピクサー長編アニメーション20周年記念作品。
色々見たい映画が並んでいた中、ピクサーへの敬意を込めてこれを選んだ。
感想などランダムに。
- シナリオのアイデアが今迄のピクサーのフィルモグラフィーからは少し違っており意欲的である。節目の作品に対して、これで挑戦してくるピクサーは偉い*1と思った。
- 正直、神作品だった「トイ・ストーリー3」以降、「メリダ」「カーズ2」「モンスターズユニバーシティ」などで少し神通力が翳ってきたかなと思っていたピクサーだが、「さすが」である。
- シナリオは、心理学的な知見が下敷きになっていることがよく分かる。
- アメリカ人の男って単純なのね。
- 主人公キャラが精神の深淵(リンボ)に落ちたとき、インセプションを思い出したのは自分だけだろうか。
- 原題は「Inside out」だと知って、そっちの方が良いのにね、と思った。個人的には「7つの習慣」で知った「Inside out」という概念だが、この言葉の方が映画のテーマにあっていると思う。邦題だと「脳内に、心の中に篭っていく」という感じになってしまうがそれはちょっと原題のテイストとは違う。ただまあ、これは日本での興行を考えたら許せる範囲の工夫だとも思える。*2
- 最後にツイッターなどでも叩かれているが、最初のドリカムの歌は確かに謎すぎる。ピート・ドクターが出てきてテンションが上がった直後に萎えまくった。ドリカムもこんな使われ方は迷惑だろう。