その女アレックス/ピエール・ルメートル

 

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

 

 

去年の暮れだったか、派手な新聞広告に釣られて購入していた本書。

 

ようやく読んだのだが、正直言って、「後出しじゃんけん」的な 記述、「過激にグロくすればいいんだろ」的な作者の意図、「ベタなキャラ造形」などが前半から感じられて、イマ一つ評価できず。

 

シドニー・シェルダンダン・ブラウン系譜にある作家なのかもしれないのだが、ある程度小説の数を読んできた人(自分も含め)は、これじゃあ評価はできないだろう。