42〜世界を変えた男〜/ブライアン・ヘルゲランド

 

42~世界を変えた男~ [DVD]

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今年自分の生活に入ってきた「野球」と、数年前から継続的に意識してみている「黒人差別に関する映画*1」という二つがクロスしたところにある作品。
 
話の起伏も少なめで、ハリソン・フォード演じるドジャースのオーナーが善人すぎだったり、映画としては正直いまひとつだったけれど、ジャッキー・ロビンソンの背番号42が大リーグ全体で永久欠番になった経緯はよく分かった。
 
何事も、最初の一人は大変だ。しかし、そうした人物を讃えるのがアメリカだ、と一緒に見ていた長男に伝えた。彼との話の中で「野茂は偉い。野茂の背番号は永久欠番にならないのか?」という話になった。確かにそうだと思う。
 

*1:この領域の映画では、「大統領執事の涙」を見たいと思っているがまだ見ることができていない。