クリード チャンプを継ぐ男/ライアン・クーグラー監督

 
ロッキーの新章。(まだやるか)
 
年末の締めとして、結構期待して見に行ったのだが、映画としては、あまり深みがなかったような。
 
 
ロッキーの戦線への復帰にしても、主人公の戦いの動機にしても、もう少し描きこんで欲しいし、そもそも師弟継承ものとしてはよくあるプロット。
 
熱烈なロッキーファンにとってはオマージュネタ多数(私も幾つかは分かったけれど)で盛り上がれるらしいので、その辺の熱意が自分には足りなかったのかもしれない。
 
ただ、ボクシングシーンの撮影は臨場感あって良かったし、女優さんも良かった。あと、作り手のフィラデルフィア愛、ロッキー愛は十分に感じられた。(年末最後の一本ということで、ちょっとこちらが期待しすぎだったのかもしれない)
 
少し微妙な気持ちで見ながらも、最後の最後であのお約束のBGMが鳴ったときはテンションが最高潮に達した。