経営

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略/冨山和彦

なぜローカル経済から日本は甦るのか (PHP新書) 作者: 冨山和彦 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2014/06/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る メディアでの評判も高いようだが、私の信頼すべき知人の皆さんも複数が推薦していたので、…

「すき家」労働環境改善のための調査報告書

既に話題を集めており、ヤフトピはじめ、ネットの記事にもなっているが、それで分かった気にしてはもったいない。これは全文必読レベル。 http://www.sukiya.jp/news/tyousahoukoku%20A_B.pdf 経営者は責められるべきだろう。それだけではない。労働基準監督…

日産V-upの挑戦 カルロス・ゴーンが生んだ課題解決プログラム/日産自動車(株)V-up推進・改善支援チーム,

日産V-upの挑戦 カルロス・ゴーンが生んだ課題解決プログラム作者: 日産自動車?V-up推進・改善支援チーム,井上達彦出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2013/03/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 日産社内の改革・改善手法をまとめた本…

世界の経営学者はいま何を考えているのか?/入山章栄

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア作者: 入山章栄出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2012/11/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 92回この商品を含むブログ (46件) を見る アメリカを中心…

言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方/坂根正弘

言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方作者: 坂根正弘出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2012/02/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (6件) を見る コマツの坂根会長といえば、今一番、発言に説…

追跡!世界キティ旋風のナゾ

土曜日のNHKスペシャル面白かった。(5月17日の深夜に再放送があるそうです)http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0512/index.html 製造業に替わる『新・ニッポンブランド』として期待される日本のコンテンツビジネス。しかし、ゲームやファッショ…

日本エレクトロニクス総崩れの真因 大同団結や徹底抗戦は愚の骨頂 神戸大学大学院経営学研究科教授・三品和広

・興味深い記事・フレームワーク(マイケル・ポーター)を使って物事を考えるということ実例・戦略論と組織論のリンク・処方箋については、諸説・諸意見があると思うけれど、「大同団結」論だけが答えではない、(むしろ敗北の道)というのは興味深い問題提…

高品質日本の起源 発言する職場はこうして生まれた/小池和男

高品質日本の起源―発言する職場はこうして生まれた作者: 小池和男出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2012/01/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 187回この商品を含むブログ (10件) を見る この分野の専門家の間では説明不要の碩学、小池和男…

Facebook上場に当たってのCEOマーク・ザッカーバーグから株主への手紙

経営、企業文化等々の観点からとても興味深かった。日本経済新聞の和訳が素晴らしい。 「メッセージが素晴らしい」「日本企業も真似すべきだ!」とは思わない。(そもそも、真似なんかできるはずない)逆に「アメリカ的な楽天主義」「異常事例」「体のいいプ…

週刊東洋経済 落日パナソニック

http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/4e91208400c62968193b31d1451d8dd2/ 1月28日の週刊東洋経済。20ページを使って「落日パナソニック」の特集。 日本企業の経営(日本的経営)に興味のある人なら読んで損は無い感じの記事だった。ITバ…

日経ビジネス2011年10月24日/伊藤忠商事 岡藤正広の経営教室

日経ビジネスは、経営新潮流という記事の枠で、経営教室という経営者による4回もののシリーズを連載することがある。前はマクドナルドの原田CEO。これが面白かった。(このブログでも紹介した)最近は、伊藤忠の岡藤社長で、これも面白かった。 まずは目先の…

戦略シーケンス…日経ビジネス連載「マクドナルドCEO原田泳幸の経営教室」より

日経ビジネスで、7/11号から連載が始まった「マクドナルドCEO原田泳幸の経営教室」が面白い。連載第2回では、「戦略シーケンス」として、経営の施策展開の「順序」に力点を置いた解説。この種の事は意外に具体的な事例で分かりやすく説明される事が少ないの…

テレビ東京/カンブリア宮殿/未来工業創業者 山田昭男氏

先日の未来工業の回、面白かった。内容紹介はこちら。 同社が高収益かつユニークな経営を貫ける背景には、「寡占」という競争構造上の理由があるのだと思うが、それはさておき、同社が社内の至る所(講堂、作業所、トイレなどなど)に掲げていたキャッチフレ…

クリステンセン氏の「最後の授業」

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2001/07メディア: 単行本購入: 59人 クリック: 811回この商品を含むブログ…

戦略論のオススメ

先日、楠木建「ストーリーとしての経営戦略」について感想文書いたときに、自分は戦略論の本を結構読んできた、的な事を書いたこともあり、この分野でのオススメをご紹介します。個人的な趣味ですのでその点はご承知おきください。 競争戦略論 一橋ビジネス…

現代語訳 論語と算盤/渋沢栄一

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)作者: 渋沢栄一,守屋淳出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/02/10メディア: 新書購入: 5人 クリック: 102回この商品を含むブログ (43件) を見る 日本資本主義の父、元祖と言われる渋沢栄一の代表作。僕は年間70冊から100…

ストーリーとしての競争戦略/楠木建

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)作者: 楠木建出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/04/23メディア: 単行本購入: 27人 クリック: 770回この商品を含むブログ (122件) を見る 最近話題の「戦略論…

日経ビジネス9月20日号 外食日本一ゼンショーの牛丼革命

日経ビジネスでここ最近では一番興味を惹かれた記事。ゼンショーといえば、労働問題界隈ではいろんな意味で有名な企業ではあるのですが、マスメディアでのまとまった特集はこれまで余りなかったように思います。企業研究家としては、かなり「興味深い」記事…

ブログマネジメント

トヨタの豊田社長、リコール問題をブログで謝罪 3月17日10時31分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル 【東京】トヨタ自動車の豊田章男社長は自身のブログで、同社の大規模なリコール(回収・無償修理)に関連した問題について謝罪し、ドイツで行われる24…

劇団四季と浅利慶太

TXのカンブリア宮殿で劇団四季代表の浅利慶太氏が出ていた回を見た。昔、大学院に在籍していたとき経営戦略の授業で「劇団四季」のビジネスを題材にレポートを書いたことがある。そのときの元ネタは以下の本。印象に残ったのは徹底した四季の「垂直統合」に…