2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

社員全員に会社専用のビジネスネームを23年以上持たせている会社。

仕事柄、「我社のユニーク人事施策」みたいな記事はしばしば読む。しかし、これには驚いた。 http://www.jinjour.jp/special/19427.html■“会社は舞台 社員は役者”番頭 一さん、値悟太郎さん、情熱一郎さん。レンタルのニッケンでは、社員全員が本名ではなく…

What,How&Who

研修の仕事をしていて、良い研修、学びのコンテンツが作れるかは、What,How&Whoで整理できるな、と改めて思った。 What=何を伝えるか? How=どのように伝えるか? Who=誰が伝えるか? この三つが成立していないと、良い場が出来ない。二つが高いレベルで…

橋爪大三郎の政治・経済学講義

橋爪大三郎の政治・経済学講義 (ちくま学芸文庫)作者: 橋爪大三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/06/10メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る 橋爪先生が社会学の観点から日本の政治経済を斬る。短い論文集の集積。面白い…

アビー・ロード/ビートルズ

先日、アップルコンピュータが、「大発表をする」という予告を出した。ふたを開けてみると、「ビートルズの曲を配信対象に加えます」と、いうことだった。これに対して若い世代を中心に、「(マーケティング上手のアップルがあそこまで思わせぶりな予告をし…

実体的真実主義から適正手続き主義へ

11月14日日曜日の日本経済新聞の中外時評 「輝き失う検察の金看板」適正手続きに書き換えのとき という記事が面白かった。 記事は、米国の検察と日本の検察のそもそもの役割が全く違うことを指摘する研究を引用し、 「日本の検察官は単に『おおよその真実』…

「私は詳しくないので…」

今朝の日本経済新聞朝刊の記事を見て、笑い泣いた。 対ロシア外交、戦略見えず 首脳会談 対話のパイプ乏しく 2010/11/14付 情報元 日本経済新聞(略)その経緯は今月初めにさかのぼる。大統領の国後島訪問で衝撃が走った後の3日夜。首相官邸の執務室には、…

学びのマジックワード

また、内田樹先生の最近のブログから。http://blog.tatsuru.com/2010/11/10_1216.php (参照先は結構長文です) 「学ぶ」という行為は次のような単純なセンテンスに還元される。 「私には知らないこと、できないことがあります」 「教えてください」 「お願…

希望のつくり方/玄田有史

希望のつくり方 (岩波新書)作者: 玄田有史出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/21メディア: 新書購入: 12人 クリック: 145回この商品を含むブログ (37件) を見る 人事管理、モチベーション論の分野でも「希望」「将来見通し」は大きなキーワードだ。こ…

862兆円 借金はこうして膨らんだ/NHKスペシャル

今年度末で862兆円に達する見通しの日本の借金。GDP比180%と先進国の中で突出している。なぜこれほどの借金を積み重ねてしまったのか。その背景を赤裸々に綴った財務省の内部文書を入手した。 旧大蔵省の歴代の幹部が自分たちが関わった財政政策に…

この世で一番大事な「カネ」の話/西原理恵子

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2008/12/11メディア: 単行本購入: 71人 クリック: 566回この商品を含むブログ (380件) を見る 前回エントリの流れで、西原理恵子先生のキャリア論、仕…

西原理恵子が語る仕事力

仕事・キャリア論について、漫画家、西原理恵子の語ることは素晴らしいと思う。今朝の朝日新聞より。http://www.asakyu.com/column/?id=925 人生には思いがけないことが起きます。世の中にはつぶれない会社はないし、病気にならない人間もいない。だから家庭…

哲学とデータ

また、橋爪先生の講演会に行って来ました。本題は、「地球レベルでの正義とは」というもので、哲学と社会学を兼ね合わせた議論があり、それはまた考えさせられる内容だったのだが、それはさておき、余談の中で印象に残った言葉をメモしておきます。 世の中の…

「ビック・ツリー」「部下を定時に返す仕事術」/佐々木常夫 

【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~作者: 佐々木常夫出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2009/07/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 55回この商品を含むブログ (11件) を見る 部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距…

シングルマン/トム・フォード監督

キューバ危機さなかのアメリカL.A.。ゲイで大学教授の中年主人公は、事故死したパートナーの想い出に浸り失意の日々を送る。ついには、自殺を決意し、最後の一日を過ごすが…。 というお話。映画館で見てきた。 なんといっても、有名デザイナー、トム・フォー…