社員全員に会社専用のビジネスネームを23年以上持たせている会社。

仕事柄、「我社のユニーク人事施策」みたいな記事はしばしば読む。しかし、これには驚いた。

http://www.jinjour.jp/special/19427.html

■“会社は舞台 社員は役者”

番頭 一さん、値悟太郎さん、情熱一郎さん。レンタルのニッケンでは、社員全員が本名ではなく、ビジネスネームで仕事をしています。ビジネスネームは、公私の区別を明確にして、会社という舞台で、社員一人ひとりが仕事という芝居を演じる役者になりきるというねらいがあります。



ビジネスネームは、創業者である故岸 光宏(ビジネスネーム:亀 太郎)氏が1987年に、役者の芸名、作家のペンネームのようにプロ意識をもって仕事をするようにと発案したのが始まりでした。すでに23年の運用実績があり、いまでは社員どうしで、その人の本名が思い出せないほど浸透しています。 ちなみに、オフィスでは各人のパソコンの上にビジネスネームが掲示されています。

(以下、略)


いや、久しぶりに(この手の記事に対して)本当に驚いた。



野次馬的な意味でも、学者的な観点*1からもすごく興味深い。



皆さんなら、どんなビジネスネームを付けますか?



ちなみに、このジンジュールというサイトは情報発信量が凄い。最近RSSリーダーに登録してチェック中。

*1:この試みは、総合的人格と会社での人格を切り離す、という日本ではかなり珍しい狙いを持つものと思われる。社員の方の実際の風土や振る舞いはどうなっているのだろう。