2010-01-01から1年間の記事一覧

年内仕事終了

今年は、依頼された仕事を受けられない、という事もあるほどに、忙しい年で、本日まで持ち帰り宿題の処理に終われました。しかし、健康で忙しく働けていることにむしろ感謝しています。

(500日)のサマー/マーク・ウェブ監督

恋を信じる男の子と信じない女の子の、ビタースウィートな500日の物語。 トムは建築家を夢見て、グリーティングカード会社で働く日々。ある日、秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れ。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真実の愛なん…

映画鑑賞活動2010

去年あたりから、映画の楽しさに目覚めて来て、今年は映画館に月に一度足を運ぼう、という目標*1を立てたものの、9回が限界でした。実際に映画館で見たのは カールじいさんの空飛ぶ家(ピクサー) アバター(J・キャメロン監督) ハート・ロッカー(キャス…

読書活動2010

2010年に読んだ書籍については、70冊くらいです。このブログには、その全部を記録せず、印象に残ったもののみを取り上げています。 グローバル化・グローバル人事が叫ばれていた2010年、私は、宗教や哲学や社会学の勉強をしなおしていたような読書傾向*1でし…

2010年の振り返り

このブログは、組織人事問題の専門家としての私が集めている情報を、同分野に関心のある方に紹介する(共有してその話題で実際に盛り上がれたらなおハッピー)、という緩やかなコンセプトで2010年1月に始めました。果たしてこのコンセプトに今のブログ状態が…

2010年の日本経済新聞ベスト経済図書ランキング

日本経済新聞によるランキング*1がこの前の日曜日に発表されていた。WEBユーザーへの嫌がらせ?か、テキストデータが無いようなのでランキングそのものはこのリンク先などご参照。 一位の本は、当ブログでも推薦紹介していた斎藤誠「競争の作法」でした。記…

佐々木常夫さんの講演を聞きました

勤務先会社主催の講演会があり、前から機会があれば生で聴きたいと思っていた前東レ経営研究所社長、佐々木常夫さんの話を聴くことが出来た。 このブログでの著書紹介 僕は、佐々木さんの本は有名になる前から何冊も読んでいた。しかし、やはり実際に聴くこ…

[日記]クリスマス・イブにキリストの一生を

さて、今年のイブの夜は、はからずも、子どもに絵本「クリスマスってなあに」を読んで寝かしつけてから、映画「パッション」を見る、というコースになった。あんなにブルーナ風にファンシーに生誕を描かれたイエス様が、こんなにリアルにこっぴどい受難を・…

パッション/メル・ギブソン監督/2004年

パッション [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2004/12/23メディア: DVD購入: 2人 クリック: 61回この商品を含むブログ (220件) を見る ◇アマゾンより引用メル・ギブソンが構想12年、私財を製作費に充て、イエス・キリストの最後の12時間を、できる限り史実…

新約聖書

新約聖書作者: 新約聖書翻訳委員会出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/01/28メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (14件) を見る 今年の目標の一つが聖書をちゃんと読むことだったのだが、後回しにし続けており、達成できないかと思いき…

12月20日 第二子誕生しました。

無事に予定通り産まれてきてくれました。感謝感謝です。仕事も家事も、ますます働かないといけない状況のため、さすがに、しばらくここはペースダウンさせていただくかもしれません。 一足早いですが、Merry X'mas !

Disney's クリスマス・キャロル/ロバート・ゼメキス監督

イギリスの文豪ディケンズによる、キリスト教世界では定番のクリスマス・ストーリーをディズニーが2009年に3D映画化。DVDが最近出ました。リーマン・ショック後のアメリカのムードを反映している感じもしますが、何よりも、ユダヤ教とキリスト教の複雑な関係…

クリスマスってなあに/ディック=ブルーナ, ふなざきやすこ

クリスマスってなあに (講談社の翻訳絵本)作者: ディック=ブルーナ,ふなざきやすこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1982/10/14メディア: 単行本 クリック: 185回この商品を含むブログ (28件) を見る 3歳の息子に買った本。 今年は個人的に宗教の勉強を結構し…

競争と公平感 大竹文雄

このブログでも推奨として4月ごろにご紹介*1した大竹文雄先生の「競争と公平感」が、週刊ダイヤモンドの経済学者・経営学者・エコノミスト162人が選んだ2010年の『ベスト経済書』で1位を獲得。小泉改革以降、新自由主義的思考は厳しく批判され、福祉国家論が…

仕事漂流 就職氷河期世代の「働き方」/稲泉連

仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」作者: 稲泉連出版社/メーカー: プレジデント社発売日: 2010/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 107回この商品を含むブログ (14件) を見る 著者は1979年生まれ。大宅賞最年少受賞のノンフィク…

街場のメディア論/内田樹 続き

この本からもう少し抜粋しておきたい。タイトルはメディア論というけれど、実は「人材成長論」としての内容が多く書かれている。 p30 繰り返し言うように、人間がその才能を爆発的に開花させるのは、「他人のため」に働くときだからです。人の役に立ちたい…

街場のメディア論/内田樹

街場のメディア論 (光文社新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/08/17メディア: 新書購入: 37人 クリック: 520回この商品を含むブログ (192件) を見る 多作の内田先生の本の中でも「売れている」新作。売れていることが納得できる、面白い…

ノルウェイの森/村上春樹

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/15メディア: ペーパーバック購入: 31人 クリック: 899回この商品を含むブログ (768件) を見る ノルウェイの森 下 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社…

クリステンセン氏の「最後の授業」

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2001/07メディア: 単行本購入: 59人 クリック: 811回この商品を含むブログ…

社員全員に会社専用のビジネスネームを23年以上持たせている会社。

仕事柄、「我社のユニーク人事施策」みたいな記事はしばしば読む。しかし、これには驚いた。 http://www.jinjour.jp/special/19427.html■“会社は舞台 社員は役者”番頭 一さん、値悟太郎さん、情熱一郎さん。レンタルのニッケンでは、社員全員が本名ではなく…

What,How&Who

研修の仕事をしていて、良い研修、学びのコンテンツが作れるかは、What,How&Whoで整理できるな、と改めて思った。 What=何を伝えるか? How=どのように伝えるか? Who=誰が伝えるか? この三つが成立していないと、良い場が出来ない。二つが高いレベルで…

橋爪大三郎の政治・経済学講義

橋爪大三郎の政治・経済学講義 (ちくま学芸文庫)作者: 橋爪大三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/06/10メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る 橋爪先生が社会学の観点から日本の政治経済を斬る。短い論文集の集積。面白い…

アビー・ロード/ビートルズ

先日、アップルコンピュータが、「大発表をする」という予告を出した。ふたを開けてみると、「ビートルズの曲を配信対象に加えます」と、いうことだった。これに対して若い世代を中心に、「(マーケティング上手のアップルがあそこまで思わせぶりな予告をし…

実体的真実主義から適正手続き主義へ

11月14日日曜日の日本経済新聞の中外時評 「輝き失う検察の金看板」適正手続きに書き換えのとき という記事が面白かった。 記事は、米国の検察と日本の検察のそもそもの役割が全く違うことを指摘する研究を引用し、 「日本の検察官は単に『おおよその真実』…

「私は詳しくないので…」

今朝の日本経済新聞朝刊の記事を見て、笑い泣いた。 対ロシア外交、戦略見えず 首脳会談 対話のパイプ乏しく 2010/11/14付 情報元 日本経済新聞(略)その経緯は今月初めにさかのぼる。大統領の国後島訪問で衝撃が走った後の3日夜。首相官邸の執務室には、…

学びのマジックワード

また、内田樹先生の最近のブログから。http://blog.tatsuru.com/2010/11/10_1216.php (参照先は結構長文です) 「学ぶ」という行為は次のような単純なセンテンスに還元される。 「私には知らないこと、できないことがあります」 「教えてください」 「お願…

希望のつくり方/玄田有史

希望のつくり方 (岩波新書)作者: 玄田有史出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/21メディア: 新書購入: 12人 クリック: 145回この商品を含むブログ (37件) を見る 人事管理、モチベーション論の分野でも「希望」「将来見通し」は大きなキーワードだ。こ…

862兆円 借金はこうして膨らんだ/NHKスペシャル

今年度末で862兆円に達する見通しの日本の借金。GDP比180%と先進国の中で突出している。なぜこれほどの借金を積み重ねてしまったのか。その背景を赤裸々に綴った財務省の内部文書を入手した。 旧大蔵省の歴代の幹部が自分たちが関わった財政政策に…

この世で一番大事な「カネ」の話/西原理恵子

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2008/12/11メディア: 単行本購入: 71人 クリック: 566回この商品を含むブログ (380件) を見る 前回エントリの流れで、西原理恵子先生のキャリア論、仕…

西原理恵子が語る仕事力

仕事・キャリア論について、漫画家、西原理恵子の語ることは素晴らしいと思う。今朝の朝日新聞より。http://www.asakyu.com/column/?id=925 人生には思いがけないことが起きます。世の中にはつぶれない会社はないし、病気にならない人間もいない。だから家庭…