2010年の日本経済新聞ベスト経済図書ランキング
日本経済新聞によるランキング*1がこの前の日曜日に発表されていた。WEBユーザーへの嫌がらせ?か、テキストデータが無いようなのでランキングそのものはこのリンク先などご参照。
一位の本は、当ブログでも推薦紹介していた斎藤誠「競争の作法」でした。記事はコチラ。最近、全く別の経済学者さんも「結局、日本が停滞しているのは、正社員の給与水準が高すぎることに尽きる」とどこかで書いてました。本書の主張に通じるものがあります。
ところで、数日前に書いたように、週刊ダイヤモンドの同趣旨ランキングで一位だったのは大竹先生の「競争と公平感」でした。
はからずも、あるいは、必然か、「資本主義社会で働くということ」に対する経済学者からのメッセージが高い評価を集めた2010年だったと総括しておきましょう。
どちらも、「資本主義社会で働いている人(特にホワイトカラー)」に広くオススメできる本です。そして、どちらも、新書です。