クリスマスってなあに/ディック=ブルーナ, ふなざきやすこ


クリスマスってなあに (講談社の翻訳絵本)

クリスマスってなあに (講談社の翻訳絵本)



3歳の息子に買った本。


今年は個人的に宗教の勉強を結構してきた。まだまだ入り口だけど。


その結果、「俺は日本人だし、クリスチャンではないからクリスマスは別に関係ない。あれは商業主義的陰謀だ」という、これまでの持論(笑)を少し変えた。(別にクリスチャンになったわけではない。)この宗教的雑食性こそが数千年前からの日本人の伝統だと理解したので、むしろ「どんな宗教由来のものでも、取り敢えず取り入れて祝う*1のが伝統的日本式」と、今は思っている。


それはともかく、本書は、聖書のエピソードを解説しながら、非常にオシャレな作りでもあり、5歳以下のお子さんが居る家にはぜひオススメ。


赤子のイエスが可愛すぎ。


大工のヨセフも可愛すぎ。


東方の三博士の一人は黒人に描かれている。今年読んだ何かにその理由が書いてあったような。忘れてしまった。この辺はもっと勉強しないといけない。

*1:でもまあ、これを言い出すとクリスマスの風習、少なくともサンタクロースとかは、キリスト教の本来の伝統ではなかったりするらしいし、結局、「正統論」というのはとても難しいものだ、ということも今年よく分かった