Disney's クリスマス・キャロル/ロバート・ゼメキス監督
イギリスの文豪ディケンズによる、キリスト教世界では定番のクリスマス・ストーリーをディズニーが2009年に3D映画化。DVDが最近出ました。
リーマン・ショック後のアメリカのムードを反映している感じもしますが、何よりも、ユダヤ教とキリスト教の複雑な関係(映画内では一切、明示されていない*1けれど、向こうの人が見ればすぐに分かるらしい)を多少意識しながら見ると、別の角度から味わえる作品になっています。
入信さえすれば、すぐに救ってくれるキリスト教って素敵…。
ちなみに、幼い子供と一緒に見て、ウケるタイプの映画ではありません。
*1:今の世の中でちょっとでもマズイ描き方をしたら抗議が殺到するのでしょうから、極めて慎重に製作したのでしょう。