まだ、子どもを持たなかった10年くらい前のころは、そこそこ都内で外食することが好きで*1、その頃よくこの人の論評も参考にしていた。(本書は、気まぐれで図書館にてPick up)
友里氏は、ペンネームであり素顔は企業経営者らしい。企業人らしく、本書でも一貫して、料理界に「透明性」「ガバナンス」を求めている。その論理は、企業人である自分も分からないではないのだが、個人経営の料理店にそれを求める事自体、悪いとは言わないが「野暮」だ、とも思う。
まあ、友里氏の評論で勉強したことも多いので、悪くは言いたくないですが。