無人暗殺機 ドローンの誕生/リチャード・ウィッテル

 

無人暗殺機 ドローンの誕生

無人暗殺機 ドローンの誕生

 

 

ちょうど読んでいる最中に「日本の官邸屋上にドローンが」という話題がニュースになった。しかし、本書を読んでいると「(残念なことながら)今回の事件で使われてるおもちゃみたいなドローンで騒いでる場合じゃないよね。」ということが分かる。

 

本書は、ドローンの「発展史」なわけだが、本当に「戦争での必要性は人類の発明の最大の母(はは)」という身も蓋もないフレーズを事実で確認していく読書だった。

 

長足の進歩を遂げた軍事用ドローンの存在は、これから世界にどんなインパクトをもたらすのだろうか。ドローンに絡んだもっとトンデモない事件やテロが起こる日がそう遠くない気がする。