ラジオがインターネット配信されるという革命

ラジオが大好きだ。

自分のラジオ好きとしての歴史は古い。J-WAVEの開局前の試験放送の頃から聞いていた記憶があるから、J-WAVE*1の歴史とほぼ同じか。5年くらい前に大学院に行っていた頃(暇だったので)再びラジオを聴きだして、今でもPODCASTを中心にAM・FMともよく聞いている。とはいえ、ラジオはリアルタイムに聞くのが味わいなので、土日は結構リアルタイムにも聞いている。メディアとしての広告媒体価値の長期停滞に加え、リーマンショックの広告費削減で、昨年あたりからかなりしんどい状況になっていることはリスナーとしても分かる状態だった。制作費を掛けていそうな番組や、長寿番組が次々打ち切りされていたのだ。

しかし、

此処へ来て、追い詰められたラジオ界が革命的な取り組みを始めることなった。やはり、企業(というか組織)は、存亡の危機に追い詰められないと改革に動き出さないということか。

インターネットで、番組すべてが同時に配信される、という。3月15日からスタート。音楽の著作権問題もクリアしたらしい。ただし放送法の関係で在京局は関東近郊のみしかダメらしいが。これはもっと大きなニュースになってよいと思うのだが、競合媒体である新聞、テレビ、ネットはスルー気味である。

http://radiko.jp/


ところで、自分が今どのようなラジオ番組を愛聴しているかは、また紹介していきたい。テレビよりもお笑いの意味でも、情報の意味でも面白い番組がたくさんある。面白そうな本や音楽を仕入れる上でも欠かせない情報源だ。

パソコン作業とラジオの相性は良い。会社のPCで仕事をしながら、夕方、ピストン西沢のグルーブラインを聴く社員*2が増えそうだ。

*1:最近、同局はあまり聞いていません。開局時のトンガリを思い出して欲しい。休日の朝から王理恵のボンヤリとしたトークを流すのはヤメテ…

*2:僕じゃないです