個人・日本教など

自分の仕事は組織や人事の問題に関するコンサルタントだし、そもそも、自分自身、組織の中で仕事をしている。お客さんは国内系がほとんどで、自分の会社も国内系だ。

昔から興味のあるテーマだけど、ここ半年くらいまた、日本における「個人」の問題について考えている。

日本には西洋近代が産んだ「個人」は居ない、と言われるが、それはどういう事なのか。

その状態は変えるべきなのか、そもそも、変えられるのか。

この問題が、夏目漱石福沢諭吉の時代から知識人が悩んできた問題であることは分かった。

今でも殆ど変わっていないと思う。

このあたりを深く考察しないと「グローバリゼーション」「グローバル化」は単なる掛け声に終わるのだと思う。

そろそろ自分なりにまとめて書くべきなのかもしれない。


以下はこの問題を考えるにあたり、自分なりに読んできた文献リスト。そのうちコメント付きで整理したいけど、まずは列挙。


「世間」とは何か (講談社現代新書)

「世間」とは何か (講談社現代新書)


「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

「空気」と「世間」 (講談社現代新書)


私の個人主義 (講談社学術文庫)

私の個人主義 (講談社学術文庫)


個人主義とは何か (PHP新書)

個人主義とは何か (PHP新書)


中空構造日本の深層 (中公文庫)

中空構造日本の深層 (中公文庫)


自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)

自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)


こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)


寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)


武士道と日本型能力主義 (新潮選書)

武士道と日本型能力主義 (新潮選書)


武士道の逆襲 (講談社現代新書)

武士道の逆襲 (講談社現代新書)


西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)

西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)


タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)

タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)


日本辺境論 (新潮新書)

日本辺境論 (新潮新書)


番外

個人主義

個人主義