MONKEY Vol.7
川上未映子による村上春樹ロングインタビューが掲載されている。最近出版された「職業としての小説家」のボーナストラック的なもの。思わず読んでしまった。
印象に残ったところ。(私の記憶からの意訳)
・僕ももうかなり歳で、芥川賞の選考委員なんかも年下が増えた。だから色々はっきりいっちゃおうかな、という心境になってきた。
・『アンダーグラウンド』はインタビューをまとめたものだけど、僕が書いたからああいうインタビューになった、という自負はある。
・右翼系の作家の方(ほう)が大きな声で発言している、という状況には危機感を持っている。(注:まあ、百田先生のことでしょうなぁ。名前は出していなかったですが)
・私小説的な、自分の事件に対する感情などを小説にしようとは思ったことはない。もっと深い深層心理レベルのヴォイスにしか興味がない。
・文章、小説はとにかく「リズム」だ。