なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?--数千年に一度の経済と歴史の話/松村嘉浩
なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?--数千年に一度の経済と歴史の話
- 作者: 松村嘉浩
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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知人からふと借りた本。ざっと流し読みした。
読んでから、Amazonのレビューを見たのだが、予想以上に高い点が並んでいるので驚いた。僕としては、割と普通の議論を展開している本だな、との感想だったし、ところどころ「牽強付会」な議論もあるように感じた。
黒田日銀、あるいは世界経済は、どこへ行く、答えは誰にも分からない。(ただし、「数千年に一度」とか「成長は終わった」とかいう議論には、他の論者の語るものも含めて、今ひとつ乗れない。ロングスパンで世界史的に考える視点は重要だとは思うけれど。)
ところで、この著者は(本書でのキーワードになっている)「既得権層」なのかどうなのか、客観的に/ご本人の認識的に…とは思った。