R.E.M.解散の報に接す


大好きなアメリカのロックバンド、R.E.M.が解散。というニュースを聞いた。

これはビックリ。しかし結成31年というから、会社員で言えば、定年のようなものだ。アーティストであることを考えれば、むしろ長すぎるお勤めだったかもしれない。

「お疲れ様でした。有難うございます」というしかない。


マイケル・スタイプ:
「“パーティに参加する時の秘訣は、引き際を見極めるということだ”と、かつて賢人は語ったものだ。僕らは一緒に並外れたものを築いてきた。僕らはやったんだ。そして今、そこから歩き出そうとしている」



さすが、マイケル・スタイプ、詩的なことを言う。(会社を去るときは、こういう事を言いたいものだ)


個人的に好きなアルバム3つ


Automatic for the People

Automatic for the People

僕の持っている全音楽アルバム400枚近くの中で5枚残せ、と言われたらその中に残すくらい好きなものだ。このアルバム、出会ったのは10代のころだが、特に20代の仕事で疲れきった夜によく聴いた。過去形ではなくて、今もそうしており、これからもそうすると思う。

世間的にも名盤の誉れ高く1500万枚を売った。暗い感じ*1ながらもほのかな希望を感じさせる美しいアルバムで、秋の夜長にも合う。

アメリカ人の信者達の絶賛アマゾンレビューが熱い。
http://www.amazon.com/Automatic-For-The-People/dp/B0017IXOLG/ref=sr_1_11?ie=UTF8&qid=1316810783&sr=8-11




New Adventures in Hi Fi

New Adventures in Hi Fi

大学生時代にバイトしていたBarというかパブで、よくBGMとして僕が流した。とても彼ららしい一曲目(How The West Was Won And Where It Got Us)が好き。ジャケットも格好よかった。




Up

Up

これは、あまり商業的に売れなかったアルバムだが、なぜか30代になってからツボにはまり、やはり疲れた夜に聞くことが多い。

*1:ニルヴァーナカート・コバーンが自殺する前に聞いていた、という事も有名。