腱鞘炎あれこれ-その1-
このブログではあまり個人的な日記を書くつもりはないのだが、目下、腱鞘炎対策にかなり悩まされているので、少しつらつらと。
おそらくこのブログを見るような人はPCと向かい合っている時間も相当長い人が多いと思うので、そういう人の予防の参考になれば・・・とも思います。
自分自身、まさかこんな事になるとは思っていなかったが、予兆はあった。1ヶ月か、あるいはもっと前から、右手首が痛くて、起き上がるときなんかに手をつくのが嫌になっていた*1。しかし、当時はまさかPCのせいとはおもいもよらず「転んだときかなんかの手のつき方が悪かったのか?」と考えていた。それから(短く見積もっても)1ヶ月超、途中一度別件で整体を受けていたにも関わらず、右手首の異変について、限界に達したその日まで(気のせいだよね・・・的な感じで)放置していた。
ところが遂に限界に達して、医者に駆け込んで、手を動かす検査をされたら「あなた、右手首の可動域が、全然なくなってますよ」と言われるまでに悪化していたのだ。そうやって問題を認知した後になると「こんなにひどくなる前に気づいても良さそうなものだが・・・」と思うのだけれども、後の祭りである。
自分は何からでも教訓を導びこうとしてしまうタイプの人間なのだが、今回の教訓として
- 人間のメンタルブロックは、予想以上に強い。まさかこんな事は無い、という思い込みは現実認識を歪める。
- 疲れは徐々に溜まり、その間自覚症状は無くとも、閾値に達すると一気に障害化する。
という事を身をもって感じた。
なお、とりあえず、色々対策をしたので、仕事に支障が出ない程度には回復してきております。(だからこれも打てている)
ナレッジワーカー業でPC操作に支障がでる腱鞘炎になるというのは、野球のピッチャーが指先とか肘をケガするようなもので、かなり精神的に動揺する・・・。メールやらWEBやらパワーポイントやら、PCを操って創出している付加価値が多いんだな、と改めて実感しました。