元、帝人社長の安居氏が、日経新聞の経営者ブログに書いていたこと。
帝人の社長になったころから、よく意識する法則がある。
「√(ルート)の法則」
みなさんよくご存知の平方根。学生時代に「ヒトヨヒトヨニ・・・」と口ずさむやつだ。
私は物事を他人に理解してもらうときの目安として使っている。
使い方はこうだ。例えば、100人の社員に分かってもらおうと思ったら同じ話を10回繰り返す。「√100=10」。1万人なら100回になる。これが、言わんとしていることを多数の人に理解してもらうために、同じ話を繰り返す最低限の回数だと思っている
「最低限」の回数という、最低限、のところが見逃せない。