集団意思決定に関するブックリスト

集団意思決定に関しての参考図書を上げて欲しいとのリクエストを頂いたので、それを機に今までこの分野で読んだものを、少し整理してみました。まとまりなくてスミマセン。

意思決定の理論と技法―未来の可能性を最大化する

集団の意思決定を学ぶ前に、個人の意思決定を学ぶことは有益

すぐれた組織の意思決定―組織をいかす戦略と政策 (中公文庫)

組織の意思決定、といえばこの本がまとまっていると思う

組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

官僚的な大組織が一人ひとりが真面目にやった結果失敗する、という仕組みをミクロエコノミクスをベースに考察

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

日本が組織的意思決定に失敗した、といえば「大戦」に尽きます。「海軍反省会」という良いシリーズもありましたが、日本人としてここから学ばなくて何から学ぶ、ということで、これらは大事です。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

のちに、知識創造理論を打ち立てる野中郁次郎先生、防衛大時代の傑作

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

日本人は集団になると「空気」に支配されて意思決定を誤る、という山本七平先生のシリーズは面白い。後者の本はいっとき、トヨタの幹部の必読書として指定されていたと聞きます。