橋爪 大三郎 世界がわかる宗教社会学入門 生講義 のご紹介

僕は、ここ一年くらい、グローバル人事に対する知見を深めるために、(あるいは個人的な趣味!?)として、宗教の勉強をしています。

組織は人によって形作られる以上、人がどういう世界観で動いているかを知らないと、その本質を理解することはできないと思います。その世界観とは、全てとはいわないけれど宗教による部分が大きいでしょう。

さて、宗教に関する多数の著作で有名な東工大の橋爪先生による、誰でも参加可能な講義が秋に連続で開催されます。僕は、夏の部に少し参加しましたがすごく刺激的でした。

市販されている本をテキストブックとしているこの講義ですが、やはり本は読んだだけでは頭に入りづらいものがあります。それも宗教とくればなおさらです。しかし、この講義で、先生から直接聞くことにより良く分かります。

それに、(運が良ければ)疑問点を直接質問することもできるなんて、ありえない贅沢だと思います。

ビジネス以外にも、西洋の映画とか音楽を「宗教知らず」の時よりも少し深く楽しめるようになるのも、宗教勉強によるメリットですね。「トイ・ストーリー3」みたいな娯楽作品を見ていても、キリスト教のいろんなエッセンスを感じたりします。自分の勝手なこじつけ理解なのかもしれませんが…。



 宗教がわからなければ、世界はわからない。
 しかし宗教は、わかりにくい。
 キリスト教イスラム教、仏教、儒教神道など、世界の主要な宗教の発想や仕組みを、社会学の視点で解きあかします。『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)をテキストに、もう一歩踏み込んだ内容の講義です。
 以下の三つのプログラムは、完結した内容で、どれかひとつを聴講すれば、世界の宗教について大筋が理解できます。三つとも聴講すれば、完璧です。

 Aプログラム…一神教ユダヤ、キリスト、イスラム教)を重点に。
 Bプログラム…仏教と儒教を重点に。
 Cプログラム…日本の仏教や神道など、日本の宗教を重点に。

詳細は以下のリンクより

東工大世界文明センター

テキストブック


世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)