専門誌で連載を始めました

日本能率協会マネジメントセンターの『人材教育』という月刊誌*1で「グローバルビジネスに役立つ教養の本棚」という新しい連載を始めさせて頂きました。

http://www.jmam.co.jp/productservice/jinzai/backnumber/issue/201201.html

業界では有名な雑誌であり、同誌に連載をしている方々は錚々たるメンバーなので、緊張しています。






連載の主旨は、リベラルアーツ的な内容のオススメ本をビジネス人向けに紹介していくというものです。

大上段に振りかぶった僭越すぎる内容ですが、今年3月に震災を経験したことで「生きてるうちに書きたいこと書くか」と少し思い切り、こちらから提案させて頂いて企画化していただきました。

また、ここ数年、仕事で色々貴重な経験をさせてもらっています。本当に様々な偶然や幸運が重なり、今の経験をさせてもらっているので、これを自分だけに留めては勿体無い、という気持ちもありました。



 本来の専門である人事制度や組織設計について世に発信することを先にすべきだったような気もしています。ただ、今ひとつ自分が書くべき必然性をあまり見いだせずに来ました。(←これもまだ諦めたわけではないですが)

 そんな中で、自分のオリジナリティ、世の中でのユニークネスを追求したら意外にこのテーマになった、というのが実情です。キュレーション好きの自分にマッチし、「ビジネスとアカデミズムの媒介になる」という自分の立ち位置にも合っている。そして、商売心を抜きにして、発信したい内容でもあります。



「日本人の大人、もっと本当の意味での勉強をして、より良い日本を将来に残しましょう」というのがこの連載の本当の主張です。


 第一回、第二回は、ビジネスとリベラルアーツの問題について、第三回は宗教について、の予定です。専門家向けの雑誌で、一般には入手しにくいようですが、機会があればお読みいただければ幸いです。



追伸:以下のことを、ココに書くべきかどうか相当迷ったのですが、書いておきます。第一回の原稿料は全額、東日本大震災の津波遺児支援のために寄付しました。

*1:定期購読限定の専門誌です