論理を扱う仕事における「解像度」=語彙(ボキャブラリー)

佐藤可士和さんには、数年前から注目していて、その仕事論を学んできた。

最近Twitterで面白い記事を教えてもらった。まずは以下にざっと目を通して頂きたい。


http://www.advertimes.com/20120126/article51782/


この記事の中で「感覚」と言われているものを「論理」と置き換えると、コンサルティングなどの知的労働にそのまま当てはまる。

さらに言うと、その解像度は「語彙(ボキャブラリー)の豊富さ」に帰着する、と思う。これは僕の勝手な持論というわけでもなくて、昔専門誌でこういう論文を読んだこともある。(「仕事力とボキャブラリー」について論じたその論文、前から探しているのだけれど見つからない…。大分前の「労政時報」だったかな。)


ボキャブラリーが豊富な人は、コンパクトに解像度の高い表現(コミュニケーション)が出来る。逆の人は、言わずもがな。


だから、本などの活字を沢山を読んで、ボキャブラリーを身につけることはとても重要だと思う。


この論点は言語学的な観点を交えたり、「英語公用語化」とか「学歴採用」とかにも敷衍して論じることができるのだが、それはまた別の機会に。