こどもと将棋

5歳の長男が将棋を始めた。正確には5歳9カ月くらいで始めた。将棋を始める適齢はいくつなのかはよく分からない。うちは比較的早いようではある。その辺を考える方のためにプロセスを記録しておきたい。


長男は保育園に通っている。そこで、5歳7カ月くらいで「どうぶつ将棋」というのを覚えてきた。「今はこんなのがあるんだな、確かに面白い」と私も感心したので、うちでも買ってみて、少し始めてみた。本人も楽しんでいたようではある。

どうぶつしょうぎ

どうぶつしょうぎ



2カ月くらいたったころ、保育園では同級生が本当の将棋をやっているという。調べて見ると、以下のスタディ将棋、という駒をつかってやっているようだ。この駒は便利というか、発想のコペルニクス的転換というか、初めてみたときは驚いた。これを家でも購入すると、あっというまに駒の動かし方を覚えた。ちなみに、これに移ったらどうぶつ将棋にはまったく興味を示さなくなった。どうぶつ将棋ブームは2カ月くらいで終了したことになる。





そこからこのスタディ将棋を使った「歩なし将棋」を始める。私はルールが分かるので徐々に教え始める。保育園でも皆で歩なし将棋をやっているようである。この段階で何か良い本が無いかと探したのだが、結局ピンとくるものを見つけられなかった。6歳前には難し過ぎるものが多い。

どんどん強くなる やさしいこども将棋入門

どんどん強くなる やさしいこども将棋入門

↑ちょっと就学前には難し過ぎた


そんな中、以下の3手詰めの本は良い。パズル的に楽しんでいる。もちろん、解説文章はこども自身では読めていないが、詰みの図を見ると分かるようである。5歳11カ月の今、この3手詰めの本に邁進中である。まだ、基本的な陣形を学ぶには程遠い段階だ。

3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック