土鍋でご飯を炊く方法を文章で表現してみる

ゴールデンウィークなので、趣向を変えて料理の話でも。

土鍋でご飯を炊く方法を文章で表現してみます。

これを読めば誰でも出来る、というレベルを目指して書いてみました。


1:炊飯器の内釜を使い、コメを研ぐ。あまり力を入れずにすすいで(握り締めたりしない)、4回くらい水を変える。

2:炊飯器の内釜の目盛りを参考に水を入れる。その後最低、30分くらい置く。(浸水させるため)

3:2を土鍋に移す。

4:土鍋を強火に掛ける。フタはしても、しなくても良い。でも、フタをした方が早く沸騰する。(吹きこぼれないように注意)

5:沸騰したら、鍋を注意してウォッチ(フタを開けて見ていて良い、というか開けて見ている必要がある)。コメの上部分にあった水が蒸発したくらいで、フタをして、火を弱〜中火の間くらいにする。ここからはフタを開けない。

6:フタの隙間から蒸気(湯気)が出ているが、5分くらいすると、その匂いに「焦げ」の匂いが混じる。そこで火を止める。(この匂いが、水分が完全になくなり、お焦げが出来たというサイン。おこげを多めにしたい場合には最期に少し(30秒くらい)強火にする)

7:フタは開けずに5分間置く(蒸らしタイムであり、この時間は必須)


以上で、おいしいご飯が炊けているはずです。電気釜で炊くよりも少し短い時間で出来ます。

この基本をマスターすれば、あとは、炊き込みご飯などにバリエーションが広がります。

参考文献は以下の本。バリバリ働く妻を持つ、主夫エッセイストが書いた料理エッセイ集。



笑う食卓 (Pen BOOKS)

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