組織力−宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ 高橋伸夫

組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ (ちくま新書)

組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ (ちくま新書)


2010年5月10日 第一刷 と最近出たばかりの新しい本。


いきいきとした(実感のこもった)、伝統的日本的経営の「美しい面」の活写が面白い。

p10 「合コンの仕切りひとつもまともにできない奴が、大きな仕事を仕切れるわけがない」(引用者注:大企業管理職のコメント)



p.98 どこか外部から人を連れてくればいいではないかと安易に考える人がいるが、確かに「仕事のできる人」は金を出せば買ってくることができる。しかし、「仕事を任せられる人」はそうはいかないのである。

ただし、本書は割とエッセイ風なので、高橋先生の著作であれば、以下の本などを読んでみると良いと思う。


個人的に、(本書内でも紹介されている)未来傾斜原理については、もっとしっかりと読んで考え、理解したい分野。


あと、高テンクスト・コミュニケーションの社会と低コンテクスト・コミュニケーションの社会(文化人類学者ホール)というのもあとで調べるためにメモ。



<育てる経営>の戦略 (講談社選書メチエ)

<育てる経営>の戦略 (講談社選書メチエ)



虚妄の成果主義

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できる社員は「やり過ごす」 (日経ビジネス人文庫)

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