自然体、ありのままであれ、ということ


少し前に、有名な女性のメンタルトレーナー(元スポーツ選手)の方にお話を聞いた時にも、「“ありのまま”であることが大事。日本のサラリーマン、とくに男性は、それが下手過ぎ。組織の中でカッコつけ過ぎ。それで自分の首を締めている」という事を(一般論として)言われた。

本書の主人公の増田さんもやはり女性で、同じことを言っている。サンプル数が少なすぎるので確言するわけにはいかないが、偶然とも思えず、これは男女の性別に起因するスタンスの差なのだろうか。割と「ありのまま」が苦手で、男性である自分にとって、結構、深い謎である。