アマゾンキンドル3(amazon kindle3)を買ってみた

思い立って、アマゾンU.S.A.から、日本では未発売のキンドル電子書籍リーダー)を買ってみた。大体のガジェットは、ある程度評判を見極めてから買うのだけれど、今回はかなり「early adaptor」な気がする。今、円高なので結構安いです。

せっかくなので感想を…つれづれなるママに。

  • 電子インクのディスプレイは目が疲れない。液晶とは全然違う。百聞は一見にしかずだった。眺めていたいのは電子インクのディスプレイだなという感想。
  • 通信料を個別にはチャージしないという、アマゾンのビジネスモデルは凄く斬新。
  • やっぱりキンドルで買う本は安いなあ、という感じで、普通のアマゾン以上に「ポチっと」買ってしまう。
  • ブラウジングも出来てしかも通信料無料というのは凄いなあ。ただし、ブラウザとしてはそれほどでもない。
  • PDFなども見れる。メールで送信する方法もあるし、操作は凄いラク。
  • ガジェットとしての質感・大きさ・重さなどは凄く良い。
  • 英語を読み上げる機能も、自動的に単語別に辞書がポップアップする機能もあり、これは凄く便利。英語学習に向くデバイス。
  • 本を読む端末としてはiPadより良いと思う。
  • 本の文章にハイライトが出来る。そして他の読者がどこをハイライトしているかも共有できる。ただし、ハイライトする操作性はあまり良くない。
  • 周りにキンドルの端末を見せると、半分以上の人が画面をタップして操作しようとする。(キンドルの画面は操作をする機能を持っていない)iPhoneの流行はハンパではない。
  • そして肝心の読書体験の質だが、自分は英語のビジネス書を配信で買ってキンドルに入れて読んでみたが、目次というかストラクチャーが確認しづらい印象はある。論理的な本は常に全体のストラクチャーを確認しながら読んでいく癖を自分は持っているのだということに改めて気づいた。こういうタイプの読書だったら紙の方が良いのだろう。一方で、ストーリーを順に追っていけば良い読書(今、自分が好きな作家でいうと、奥田英朗とか伊坂幸太郎とか今野敏とか)には向いているように思う。
  • といった経験から、電子書籍に全て置き換わるのではなく、読むモノの目的別に媒体を使い分けるのかな、という将来像が垣間見えた気がした。
  • あと、これ、日本語版がリリースされたら(年内という噂?)間違いなく大ヒットして品薄状態になると思われます。

注:今は英語版しかありません、登録や操作方法も全て英語です。