BRUTUS 2011年2月1日号 特集「男の作法」

以前にこのブログで

池波正太郎先生に学ぶ仕事術

というエントリを書いたことがあります。



そんな私だけに、「男の作法」(言わずと知れた池波先生の名著のタイトルですね)という特集を組んだ最新号のブルータスには心惹かれ、久しぶりに同誌を購入してしまいました。


BRUTUS (ブルータス) 2011年 2/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2011年 2/1号 [雑誌]



読んでみたら、あまり、池波先生と関係無い内容だったので、軽くショックでした。

でも、池波氏の書生だった佐藤隆介氏*1のコメントを取って掲載しているあたりは、編集者の心配りでしょうか。





同誌の特集記事の中で、超一流のハイヤー運転手の方が紹介されていました。

この方は、クチコミで会ったこともないハリウッドスターから携帯電話に「今度、妹が行くからよろしく」と電話が掛かってくるほど、信頼を集めるプロの方です。

当然、コミュニケーションに長けた方で、努力して情報収集をして、もの凄い情報量をお持ちの方なのですが、この方の接客の極意は、

自分の知識が100あるとしたら、1つだけをタイミングよくお伝えした方が効果的です

とのこと。

コンサルタントや講師業(あるいは上司業)にも通じるものだなぁと印象に残りました。



あとは、クリント・イーストウッド


男らしい男というのは壁を殴って穴を開けたり、怒鳴り散らしたりしない。


自分に自信がある男はタフさを人様に宣伝する必要がないんだ。


自分に自身を持つためにはどうしたらよいか?自分でいることが心地良く感じられる「コンフォートゾーン」を20代から30代後半までに見つけることが第一歩。


というコメントも、自分がクリントを神と崇めているからかもしれませんが、是非メモしておきたいと思いました。

*1:この方も凄い名文家で、本が面白いです