聖の青春/大崎善生


聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)


病気で早逝してしまった、天才将棋棋士を描いたノンフィクション。家族、そして師匠、友人との交流を描く。

賞を獲ったりしていて、有名な本であり、漫画化・ドラマ化もされている。



古本屋で文庫を買って、積ん読状態だったのだが、最近読んだ。

最後、名人にならずに亡くなってしまう、と分かっているのに、ここまで読ませるか、という感じでグイグイと引き込まれてしまう。

泣ける、とか安易に言いたくないが、「泣ける」本だった。

高円寺のラーメン屋で読みながら、泣きそうになった。